オーラルセックスは咽頭淋病の原因

淋病は淋菌と呼ばれる細菌によって引き起こされる病気です。
いわゆる性感染症に分類されていますが、必ずしも実際の性行為のみで伝播するとは限らず、菌の棲む場所との接触のみで感染することもあります。

淋菌はあたたかくて湿った場所に棲みつきます。
性器粘膜・尿道・直腸・咽頭などが代表的な成育場所です。
このうち咽頭が感染することを特に咽頭淋病といいます。

咽頭淋病は、近年その検出例が増加している病気です。
原因は口淫、すなわちオーラルセックスの一般化にあると考えられています。
感染した性器と口腔が接触することで淋菌が伝播し、さらにその口腔が性器と接触することで伝播するという具合に、口淫は咽頭淋病の原因のみならず性器淋病の原因にもなっています。

のどの腫れを気にする女性咽頭淋病の主な症状はのどの腫れや違和感、発熱、痛みなどです。
しかし自覚症状がほとんどない場合も多く、気づかないうちに感染を広げてしまう一因になっています。

咽頭淋病の治療は、抗生物質の投与による薬物療法が中心です。
通常は数日から数週間程度で完治しますが、淋菌の中には抗生物質に対する耐性を持っているものもあります。
その場合は薬の種類を変えながら様子を見ていくので、治療期間が長期にわたることもあります。